男 と 女 と まぐあい と ジェムリンガ 【4月新作】 

それは溶けそうでいても、
皮膚を突き破って血を交じり合わせるわけではない。
炎と水が混じると、水は乾き、炎は消えるから。

そうやってふたりは、誓いあい、
交雑しないオンリーワン同士の寄り添いを
果てしなく重ねてゆく。

ゆるやかな男の炎と、激しいオンナの水が、
接触しないように寄り添い、
お互いが帯のように交錯を繰り返す。

結んではほどき、もつれては解くことをくりかえし、
やがて、ふたりにしかわからない
結び目を見つけあう。

程なくふたりは、
その結び目の行く先を確認し合い、
意識をカラダもろとも ゆだねあい、
寄り添ったらせんを描きながら
はるか天を目指して昇ってゆき、

その逆の結び目を、
大地の深い所に降ろす。

ふたりのカラダは交雑しないまま深く結ばれて、
天と地の 串刺しとなる。

まぐあいって、完全にまじりあわないで
紙一重でらせんを描きながら交錯しあう
炎と水の状態を言う。

永く、愛おしく
そうあるために。


★ ジェムリンガ、2017年4月の新作

jemlinga

須佐厳 ・ジェムリンガファウンダー ・GenJewerly グランドデザイナー